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コラム「読んでみて」

季刊発行の丸信スマイル通信にて掲載している、私、竹腰のコラムです。
季節のことや時事について、建築についてなどを綴っています。
よろしければどうぞ「読んでみて」ください。

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2006冬

 新年明けましておめでとうございます。
 この冬は雪がよく降りますね。昨年の12月初めからどんどん降って、あまりの積雪に雪国では被害も大きいようです。弊社のある中濃地方は、比較的積雪の少ない地域のようで本当にありがたいと思います。また、昨年よりマンションの耐震計算偽造問題で大変な社会問題となっておりますが、私共も同じ建築に携わる者として、通常考えられないような行為にびっくりしております。どんな職業も社会と大なり小なり関わっており、社会的倫理観というものが最優先されなければいけないと思いますが、どうも最近は国中が平和ボケしているせいか、薬害エイズ問題、雪印事件、官僚の年金食潰しによる年金破綻問題、産廃フェロシルトそして構造計算偽造問題等々、自分たちの利益のみ優先させ、最優先されるべき社会的責務を後回しにしたために発生した事件、問題ばかりのような気がします。厳しく難しい時代ですが、貧しくとも目先の利益のみに捉われず、誠実に楽しく堂々と生きたいものだと思います。「清く正しく美しく!」
 どうも新年早々難しい話になってしまいましたが、肩こりをほぐすためにちょっとおもしろかった数年前の新聞コラムをご紹介したいとおもいます。サラリーマン川柳ですので、覚えてみえる方もあるかとおもいます。


 「失われた十年」。バブル崩壊後、政治や経済が活力を失ったこの十年のことをいう。社会の閉塞状況は変わらないが、ときには川柳でうさ晴らしといきたい。毎年サラリーマン川柳を募集する第一生命が「二十一世紀に残したいベスト10」を発表した。同じこの十年の入選作から投票で選んだ。一位は、雅号「恐妻男」の『プロポーズあの日にかえってことわりたい』。「それを言いたいのはこっち」と即座に妻から逆襲されそうな句でもある。妻ものはほかにも二句。それだけ身につまされる亭主族が多いのかもしれない。四位に『耐えてきたそういう妻に耐えてきた』、九位に『まだ寝てる帰ってみればもう寝てる』。選外ながら『いい家内十年経ったらおっ家内』という句もあった。先が見えない長い不況。二位『宝くじ馬鹿にしながら根は本気』がよくわかる。職場にリストラの波が押し寄せ、六位『人が減り給料減って仕事増え』なのだ。かけ声ばかりの上司にも、七位『「早くやれ」そういうことは早く言え』、十位『コストダウンさけぶあんたがコスト高』としらけている。
 三位『さからわずいつも笑顔で従わず』の不良OLにストレスをため、肥満を注意されても、 五位『やせてやる!コレ食べてからやせてやる!』。サラリーマンはつらい。だから、八位『ブリはいい!生きてるだけで出世する』とあこがれる。以上、一九九〇年代のベスト10である。


 いかがでしょうか。傑作ぞろいの川柳で感心しましたが、奥様方には叱られそうでちょっとこわいですね。最近の作品は読んでないので知りませんが、できればぜひ毎年読みたい記事です。 それでは、まだまだ寒い日が続きますが、風邪、インフルエンザなど気をつけていただき、ご健勝でお過ごしください。どうか本年も何卒宜しくお願い申し上げます。