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コラム「読んでみて」

季刊発行の丸信スマイル通信にて掲載している、私、竹腰のコラムです。
季節のことや時事について、建築についてなどを綴っています。
よろしければどうぞ「読んでみて」ください。

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2008秋

みなさん、こんにちは。
大変涼しくなりました。というか、あまりに急に涼しくなってしまって、体のほうがついていかないような感じです。ついこの間まで暑くて寝苦しかったのが、数日前から冬布団を被って寝るようになりました。1ヶ月間跳んでしまったようですね。
今、日本も世界も社会情勢、経済情勢が混沌としています。日本では、福田首相が急に辞任され、麻生さんが新しい総理大臣に就任されました。もうすぐ、衆議院解散で総選挙のようです。今回は、自民党と民社党が拮抗しており、どんな結果になるか予想がつきません。どちらが政権を執るにせよ、自分たちの立場ばかり考えた党利党略の政治でなく、真に国民のことを考えた希望と期待のもてる政治をしてほしいものです。
米国では、サブプライムローン問題に端を発して、大手証券会社や銀行の経営破綻やら株価の下落やらで大変な金融危機となっています。損失にしても支援にしても何兆円という規模で、私たち庶民には到底想像の付かないお金の額ですが、やはり超大国といわれ合理主義が徹底しているアメリカでも、かつての日本のバブル崩壊と同じようなことが起きるのだ、同じような人間の集まりだと変に納得してしまいました。
いろいろと地球規模で話題に事欠かないこの秋ですが、今回は、身近な話ですが是非気に留めておきたい話題をご紹介します。先月に載ったコラムです。


 当たり前のことをしたまでですー。生前にお会いしたことはないけれど、その人はきっと天国でそう言ってほほ笑んでいる気がする。
十年前、人命救助のため車を降りて行動中、事故に遭って亡くなった愛知県江南市のトレーラー運転手、古橋清弘さんのことだ。「人命救助は業務外の私的行為」などとして労災の認定を拒む国を、残された妻美穂さんが訴えていた訴訟のことは以前、小欄でも紹介したことがある。
現場は、岐阜県大垣市の国道。仕事で通りがかった古橋さんは、軽乗用車の横転事故に出くわし、閉じ込められていた女性を救助。さらに、後続の安全のため軽乗用車を動かそうとしていたところ、まさに、その後続車に突っ込まれ、命を落とした。
そして一昨日、その訴訟で原告が勝訴した。判決は救助もその後の行動も、「無理からぬこと」とし、もし、通り過ぎていれば「本人としても良心の呵責を覚え」ただろうと酌んだ。
制度を厳格に適用したい国側の気持ちも分かるが、その主張が通れば、古橋さんのしたような行為は「余計なこと」になってしまう。「見て見ぬふり」をしなかった人が判決でやっと報われた思いがする。
美穂さんは言ったそうだ。「私と同じ感覚で判断してくれた」。世間の常識と同じ、と言い換えてもいいだろう。もし、あらゆる裁判がそうなら、裁判員制度も不要だったのだが。


 以上です。
このようは話題をもっと大きく、そしてたくさん新聞やテレビに出してほしいものです。
子どものテレビゲームも、戦闘だの殺人だのではなく、“人助け”“世直し”によりポイントを上げていくようなものをぜひ出してほしいですね。(ひょっとしてあるかも・・・)
 これから、過ごしやすい食欲の秋となります。旬のおいしいものをいっぱい食べて、そして適度に運動をして健康に気をつけられ、楽しい秋を過ごしていただきたいと思います。