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コラム「読んでみて」

季刊発行の丸信スマイル通信にて掲載している、私、竹腰のコラムです。
季節のことや時事について、建築についてなどを綴っています。
よろしければどうぞ「読んでみて」ください。

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2011秋

皆さん、こんにちは。
今年3・11の東日本大震災から早くも半年以上が過ぎました。未だ遅々として進まぬ被災地の復旧や復興に福島原発の収束・除染作業、そして避難生活と、現地ではまだまだ大変な苦労が続いています。そんな中、台風の影響で近畿地方や東海地方で新たにまた甚大な被害が出てしまいました。まさに災害列島という感じです。
小さな島国ですから日本列島どこに居ようと災害に遭う可能性があります。地震とともに、最近は局地的ゲリラ豪雨が多くなりました。謙虚に自然の力を認識し、人間社会みんなで日頃の対策を怠らないようにするしかないですね。
東日本大震災では、多くの子どもも犠牲になりました。全校児童の七割が亡くなった小学校もありました。どんな災害においても、何とか少なくとも子どもの犠牲は最小限に止めたいと願うものです。将来を担う子どもたちがいなくなってしまっては、未来に希望は無くなってしまいます。
そんななかで、今回は読んで思わず胸が熱くなった、宮城県女川第一小学校の校長のお話のコラムがありましたのでご紹介したいと思います。


〈強く優しい男の子。優しく強い女の子〉。
宮城県女川町の女川第一小学校の星圭校長が、『泣いた赤鬼』で知られる童話作家浜田広介の言葉を思い出したのは、ある女児の一言がきっかけだ。
津波で八百人超の犠牲者を出し、建物の七割近くが全壊した女川町は、県内で最も早く学校を再開した。「子どものケアは、子ども同士のふれあいに勝るものはない。子どもが元気にならなければ、大人も元気にならない」という考えからだ。
最初の朝礼で何を話せばいいのか。悩んだ星校長は、校木のヒマラヤスギと向き合った。校門近くまで津波は押し寄せたが、巨木はどっしりと構えていた。
なぜ、木は倒れなかったのだろう。そうだ。子どもたちに理由を考えてもらおう・・・。
校長が朝礼で質問すると、男児から「根っこがしっかり張っているから倒れなかった」と予想していた答えが返ってきた。
母と姉、祖母の行方がまだ分からなかった五年生の女児にも同じ質問をした。数十秒の沈黙の後、答えが返ってきた。「何千人もの卒業生や多くの人たちに優しく、温かいまなざしで見つめられてきたから、負けなかったんだと思います」。
優しいから強いという発想に、校長は感動し、言葉がなかったという。被災地がこの震災で受けた打撃は計り知れないが、優しさと強さを併せ持つ若者がいれば、東北の復興は見えてくる。


以上です。
かけがえのない子どもたちを守り育てるという義務と責任が大人たちにはあります。子孫を残すという生物の根本原則からいえば、人類の最も大事な優先課題ということになります。災害から子どもたちを守るということはもちろんですが、日本に限って言えば、結婚しない若者の増加や出生率の低下による子どもの減少、ひいては人口の減少と、日本が抱える難問課題はいっぱいです。
何とか、どじょう宰相の野田新総理には、仲良しなまずの地震予知能力の助けも受けながら、災害列島日本を安全・安心の方向へ導いて頂き、泥臭くとも地道に、国民の信頼を受け諸外国から信用され尊敬される国づくりというものを推し進めていってほしいと願うものです。
それでは、みなさんもどうか災害から家庭と身を守るべく万全を期して頂きたいと思います。
もし、私共でお手伝いできることがあれば、できる限りのお手伝いをさせていただきますので、ご遠慮なくご連絡下さい。宜しくお願い致します。