
2017/07/05
新年明けましておめでとうございます。
皆さんご健勝で平成二十四年の新春をお迎えのこととお慶び申し上げます。
昨年は何かとお世話になり、誠にありがとうございました。
本年も何卒宜しくお願い申し上げます。
昨年は、東日本大震災に福島第一原発の事故が重なり、日本にとって最悪の一年となってしまいました。まだまだ、東北地方は震災からの復旧・復興が始まったばかりですし、福島原発事故に至っては、いつ収束し、地元住民の人たちはいつ元の家に戻れるのか、まだまるっきり先がみえていません。私たちは、ただ毎日ニュースで情勢を聞くのみで、今回の大災害被害当事者でなかった幸運を思うのみです。
東海地震、南海地震がいつ起きてもおかしくないといわれています。岐阜県には原発はありませんが、隣県の福井県、静岡県にはあります。私たちは、東北地方や福島県の災害に学び、、被害を最小限に食い止めるべく最大限の努力をしなければなりません。しかし、原発存続がいいのか、仕方ないのか、絶対いけないのか、非常に難しい問題ですね。新春から頭の痛いお話をして申し訳ございませんが、こうした難問に関し、、ウーム!とうなるような考えさせられる“お話”を紹介した新聞コラムがありましたのでご紹介したいと思います。
星新一さんの掌編の傑作『おーい、でてこーい』は、ある村に、直径一メートルほどの穴が出現するという話だ。
みなでのぞくが、暗くて何も見えない。若者が「おーい、でてこーい」と叫んでも、石ころを投げ込んでも、反響さえない。どうも底無しらしく、やがて〈利権屋〉が権利を買い、穴埋め会社を設立する。
〈原子炉のカスなんか捨てるのに、絶好でしょう〉と訴え、電力会社は争って契約する。ほかにも処置に困っていた、あらゆるものが捨てられる。生産のみに熱心で〈あとしまつ〉を考えてこなかった都市住民は、これで安心、と思うのだが・・・。
現実の原発も〈原子炉のカス〉の処置が大問題だ。本紙記事によれば、全国の原発の使用済み核燃料は既に、管理できる総量の七割近くに達している。核燃料リサイクルには元来、無理があるようだし、どのみち、あとに残る高レベル放射性廃棄物の最終処分場は、どこにもない。
今後の原発の扱いを考える上では、事故被害の恐ろしさは無論のこと、危険な燃料の〈あとしまつ〉の道もないまま動いているシステムだ、という点も忘れてはなるまい。そして、何でも捨てられ何の報いもない都合のよい〈穴〉などない、ということも。
あの掌編でも、しばらく後のある日、空から、こんな声が聞こえてくるのだ。「おーい、でてこーい」。そして石ころが落ちてくる・・・。
以上です。
もちろん、現実の話ではなくごく短い童話のようなお話ですが、何か現実に照らし合わせてみて、ゾッとするような気分になりませんか?
地球上の人口が七十億人に達したそうですね。全ての国や地域の人たちが、全てのことに対して同じ考えになるということは無理な話ですが、せめて未来への選択が、地球の破滅に向かうような道だけは、地球上の全ての国において何としても避けて欲しいと思います。
今年はどんな年になるのでしょうか?アメリカ、ロシア、韓国など今年に大統領選挙があります。中国、北朝鮮は指導者が変わります。最近の世界情勢をみていると、何かここ数年、歴史的な変化の兆しが出てきているような気がしないでもありません。どういうわけか、日本だけは指導者がいくら変わっても、そして政権まで変わっても、ちっとも何も変わりませんね。
話は変わりますが、今年の期待として、ダルビッシュ投手には頑張ってもらいたいですね。日本野球界を代表するピッチャーですから、大リーグでも米国人がびっくりするような活躍をしてもらいたいものです。もっともっと日本人の株を上げて、世界から注目され尊敬される日本になっていってほしいと思います。そのために、微力ながらみんなで頑張りましょう!
どうか今年が、日本にとっても世界にとっても良い年でありますように!
