
2023/02/20
この原稿を書いております今現在、まだ6月初めで梅雨入りはしていませんが、このスマイル通信がみなさんのお手元に届く頃には、梅雨末期かすでに梅雨明けしているかもしれませんね。梅雨が明けますといよいよ夏本番です。寒い冬のうちは、マスクしててもかえって暖かくて全然苦にならなかったですが、夏にマスクはキツイですね。クーラーの効いた屋内ならいいですが、炎天下の屋外ではもうとてもマスクは無理なのではと思います。熱中症になったら元も子もないですし。
ところで、今私の住んでおります家の近くでは、蛍はほんの少ししか出ません。水田の脇の水路と草むらあたりで、毎年数匹が飛んでいます。もっと増えるといいなと思いますが、水田の消毒があったり、水路の泥上げ掃除があったりで、なかなか蛍優先というわけにはいかないようです。ちょうど時期的に蛍のコラムがありましたのでご紹介します。
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梅雨の時期が近づき、水辺ではそろそろ蛍が光り輝きながら、舞い飛ぶ姿を目にすることが出来るようになってきました。日本では、夏の季語やこの季節の風物詩として古くから親しまれてきた蛍ですが、その生態系については未だに多くの謎があると言われています。
現在日本には、主に大型(体長12〜15mm)のゲンジボタル、ひとまわり小型な(7〜10mm)ヘイケボタル、その他ヒメボタル等、約50種類が生息しています。ちなみに世界では、分かっているだけで2,200種もの蛍類が発見されています。
ゲンジボタルは、水の流れる小川等の流水域、ヘイケボタルは、逆に流れのない水田や ため池等の止水域に生息しています。どちらも幼虫の頃は肉食で、ゲンジボタルはカワニナ、ヘイケボタルはモノアラガイ等の巻貝を捕食して成長し、その後、蛹から羽化して成虫になると、食することをせず水だけで過ごします。また、どちらも体長はメスの方が大きく、発光器官に関してはオスの方が大きいことが見た目の特徴になります。
そもそも、蛍はなぜ光るのでしょうか。蛍は光の点滅によって、それぞれの個体間でコミュニケーションをとっていると考えられています。またその光り方は、刺激されたときの光り、敵を驚かせるための光り、オスがメスに求愛するときの光りの三種類があるそうです。求愛するときのオスは、飛びながら発光しますが、メスは川辺の草の上などに留まってひっそり発光します。その光りの強さはオスの方がより強く、お目当てのメスにしっかりアピール出来るようになっているそうです。ひとつ、面白いことがあります。同じゲンジボタルでも光の点滅が東日本では4秒周期。中部地方では3秒、西日本、四国では、2秒。特異的に、長崎の五島列島では1秒と、はっきりした違いが見られます。また、これらの点滅パターンと共に、その地域によって遺伝子に違いが有ることが解っています。しかし、何故このような発光周期の差が生じるのかは、まだ解明されていません。
蛍は、とても繊細な生き物です。蛹から羽化して成虫になり産卵が終わって2,3日。成虫は10日間前後でその一生を終えます。その短い期間に精一杯生きて光る蛍たち。現在では、生息場所も限られてきており、天然記念物指定を受けているところもあります。これらの、そのはかなく美しい光景を失くさないためにも、私たち人間が、蛍の住みやすい環境を保護していくことが、何より一番大切だと考えさせられました。
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以上です。
みなさんよくご存じだと思いますが、スタジオジブリの作品でアニメ映画の「火垂る(ホタル)の墓」というのがありますね。野坂昭如さんの原作だったと思いますが、私の場合、涙なしでは見られない映画です。見ていると何ともやるせない気持ちになってしまい最後まで見れません。今のウクライナ情勢をテレビのニュースなどで見ていても同じようになんともやるせない気持ちになってしまいます。自分では何もできないくせに何とかならないのかというもどかしい感情でしょうか。欲がからんでどんどん世の中が複雑で難しくなっていく感じがしますが、これは人間界だけのことで、自然界の営みは何も変わっていません。無欲で豊かな自然をしっかり守りながら、ゆったりと自然を楽しめるような余裕ある生活をしていきたいものですね。
これから、一番暑い時期を迎えますが、どうかご自愛頂きまして元気はつらつとお過ごしください。
