
2024/09/27
令和5年もあっという間に終わってしまいました。コロナ禍は、5類に分類されて何とか一般の病気と同じように扱われるようになり落ち着いてきましたが、ウクライナとロシアの戦争に加え、イスラエルとハマスの戦争まで勃発して、何ともキナ臭く不安定な世界情勢になってきています。間違っても第3次世界大戦に発展していかないことを祈るばかりですね。
冬の味覚とはいえ、フグ料理なんて高級料理で滅多に食べたことがありませんが、鍋や刺身は美味しそうですね。外国でもフグなんて食べるのかしらん・・・? 今回は、そんな高級魚のフグについてのコラムがありましたのでご紹介します。
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本格的な冬の訪れを迎え、温かい食べ物、やはり定番の鍋料理が恋しい季節になりました。
最近では、非常に多くの鍋料理があるようですが、やはり特に有名なのが「河豚鍋」(フグナベ)ではないでしょうか。昔、関西では毒にあたって中毒死するということで、「たま(弾)に当たると死ぬ」というのに掛けた洒落から、フグは鉄砲と言われていた時期があり、「鉄砲鍋」とも言われています。それで、鉄砲の白身魚の鍋という意味で「てっちり」とも言われています。また鍋以外にも、刺身(てっさ)、皮湯引き、唐揚げ、焼きフグ等に料理しても、たいへん美味しくいただけます。
フグは、特に毒を持つ魚として有名です。フグ科の魚は約120種類あるとされていますが、そのほとんどの内臓には、テトロドトキシンという毒が含まれています。これは、猛毒の青酸カリの500〜1000倍の強さがあり、また加熱しても消えません。食用として有名なトラフグやマフグの内臓にも含まれているので、飲食店では「河豚調理師」の免許を持った人でないと、捌くことが出来ません。毒を含む部位さえ取り除いてしまえば、安心して美味しく食べることが出来ます。かなり昔からフグは食されていましたが、豊臣秀吉の時代、兵士によるフグ中毒が頻発したため、食禁止令が出されました。これは江戸時代になっても続いていましたが、庶民の間では中毒の危険を覚悟の上で、フグの美味しさを楽しんでいたそうです。
明治時代、伊藤博文が山口県の下関を訪れた際、フグの美味しさを噂で聞き、周囲は反対したにもかかわらず、ふぐを食したところ、あまりの美味しさに大変気に入り、当時の山口県知事にフグ食を解禁するよう命じたそうです。これが、フグの食用商品化のきっかけになったと伝えられています。現在では山口県は、国内のフグ漁獲量は最大で、主に西日本各地で捕れたフグの、日本で一番の集積地になっています。毎年、ニュースに映るフグ解禁の初競りは大変有名です。また当地では、「フグ」と濁らずに、幸福を呼ぶ魚として「フク」と呼んでいます。
みなさんも御存じだと思いますが、これほど美味な魚なのですが、その分最も高価な魚の一つにあげられます。生産地からの流通の便利さや嗜好の違いもあり、全体の約7割が京阪神で消費されているということで、価格は西日本の方が少しはお安く食べられているようです。食用になる多くは天然物ですが、最近は養殖技術が進み、愛媛県では陸上養殖もされるようになるなど、日本各地でご当地フグが養殖されるようになってきました。これからは、今までよりもう少しお安い御値段で、フグが堪能出来るようになるかもしれません。寒い冬の夜、暖かい河豚鍋、お供に熱燗の河豚ヒレ酒をもっと楽しめるようになってほしいものです。
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以上です。
フグ料理は、危険で希少価値だから美味しく感じるのか本当に美味なのかよくわかりませんが、まずかったらそんな危険を冒してまで食べませんわね。一度じっくりと味わってみたいものです。庶民の身としては、焼き肉屋のレバ刺し(今は禁止されている)ほど美味しいものないと一人で思っていますが・・・。まあ、人それぞれ好みというものがあって、そして今は何でも手に入る時代ですから、自分が美味しいと思うものを適度に食べて健康で元気に楽しくお過ごし頂きたいと思います。そして、御家族お揃いで健やかに新年をお迎えください。
